Iron Man

Iron Man ★★★★☆

2008 Jon Favreau

Marvelコミックが好きになるきっかけの作品。Captain AmericaよりもIron Man派。

Marvel系はすべてがつながってくるから面白い。

追々、すべてのMarvel系について書いてみる。

第一弾はIron Man.


巨大企業「Stark Industries」の社長であるTony Starkは、自身が開発したクラスターミサイル「Jericho」のプレゼンテーションの為に、アフガニスタンにいる親友のJames Rhodes率いるアメリカ空軍を訪問した。その時、テロリスト「テン・リングス」がTonyの視察現場を襲撃、ミサイルをTonyの車に撃つ。命中の瞬間、Tonyはミサイルに刻まれた自社のロゴマークを目撃し、爆風で吹き飛ばされ意識を失う。次に気がつくとTonyはゲリラの本拠地である洞窟に拉致されており、胸には車載用バッテリーに繋がった電磁石が取り付けられていた。爆発の際飛び散ったミサイルの破片がTonyの心臓周辺に突き刺さり、電磁石で破片を引き留めておかなければ1週間で命を落とすという。ゲリラの本拠地には横流しされたStark Industries社製の武器が所狭しと並んでいた。Tonyは解放の条件として「Jericho」の組み立てを強要される。

やむなく「Jericho」製造に取り掛かったTonyは、同じく捕虜となったインセン博士と一緒にエネルギーを生み出す熱プラズマ反応炉「Arc Reactor」の小型版をゲリラの目を欺きながら開発する。胸に接続して生命維持を可能にする小型Arc Reactorを完成させたTonyは、続いてArc Reactorと連動するパワードスーツ「Mark1」を開発。インセンが自らの命を引き換えにして時間を稼ぎ、その間にアーマーを起動させたTonyは、圧倒的なパワーでゲリラを退けて脱出した。その後、Mark1が壊れてアフガニスタン辺境の砂漠に墜落したTonyは、米軍の捜索隊に保護されてアメリカに帰還した。


Mark1

材料となった鉄の色やマーキングが剥き出しになっている。武装は火炎放射器とロケット弾、脚部に使い捨ての飛行用ロケットを搭載。装甲はアサルトライフルの弾丸を弾く程度。「計測器がむき出しになった背後からの攻撃に弱い」、「動きが鈍重」、「制御プログラムを起動するまで時間が掛かる」、「起動するまでの間は身動きが取れない」、「飛行ロケットを作動させた後の姿勢制御は不可」、「活動可能時間は15分(旧型リアクターの性能の問題)」、「肉眼だけなので視界が狭い」「脚部などのパワー増強は見えない程度にカバーがされただけのチェーン駆動」など様々な弱点はあるが、人間を殴り飛ばし鉄製の扉を吹き飛ばせるくらいの馬力を持つ。


Mark2

試作型スーツ。カラーリングは銀。設備の整った自宅ラボで制作したためデザインが洗練された。ジェリコミサイルにも使用されたエネルギーを空中に発射する機器「リパルサー」が両手にあり当初はスラスターとしていたが、Tonyは光学兵器への転用が出来るとしてブーツのジェット飛行、J.A.R.V.I.S.とリンクしたディスプレイと共に後のバージョンの機能となる。しかし一定の高度まで到達すると外装が氷結してシステムが一時停止するという問題が発覚した。

『2』では酔って暴れていたTonyを止めるためにJamesが装着し、TonyのMark4と対決している。表向きはJamesによる「没収」だが、それ以前にTonyがMark2の操作方法をJamesに教えていたり、ワークショップのセキュリティの一部が解除され胸部リアクターを新たに増設するなどTonyが当時使用中だったMark4やMark5はともかく旧型のMark2には明らかに必要ない改造が予め施されていたことなどからNick Furyらに「死期を悟って自暴自棄になったTonyが"譲渡"したのではないか?」という指摘がされている。


Mark3

世間に初めてIron Manとして認知されたスーツ。Mark2の欠点だった超高高度での氷結問題を金とチタンの合金を素材にする事で解決した。その為Iron(鉄)ではないのだが、Tonyは文句を言いつつその名前を受け入れていた。

当初は金一色だったが、Tonyの所有するホットロッドから着想を得て赤と金をベースとしたものに変更され、以降このカラーリングはIron Manを象徴するものとなった。胸部の熱可塑性レンズからArc Reactorのエネルギーを直接投射する「ユニ・ビーム」、右腕にロケットミサイル、両肩に標的を複数ロックオン出来る特殊弾、外側広筋部にフレアを装備。戦車砲の弾を受けても装着者を無傷とする。

アイアン・モンガーとの戦いでヘルメットを失うなど大きな損害を受けている。後にTonyの自宅に保管されていた物はヘルメットのみ復元され、JamesがMark2を選んだ事から機能までは復元されていない模様(傷などもそのまま)。リパルサーレイとユニ・ビームはこのスーツから標準武装とされた。


A billionaire industrialist and genius inventor, Tony Stark, is conducting weapons tests overseas, but terrorists kidnap him to force him to build a devastating weapon. Instead, he builds an armored suit and upends his captors. Returning to America, Stark refines the suit and uses it to combat crime and terrorism.

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